新規事業の立ち上げで最もよく見るパターンは、「アイデアはある、計画書も作った、でも誰も動かない」という状態です。これは意欲の問題ではなく、最初に問うべき問いが抜けていることが原因です。この記事では、新規事業を社内で動かすために最初に確認すべき3つの問いを整理します。
問い1:誰がオーナーか ¶
新規事業が止まる最大の理由は、オーナーが不在なことです。「全員で進める」は「誰も責任を持たない」と同じです。事業のオーナーを一人決め、その人に意思決定の権限を与えることが最初のステップです。オーナーは経営者である必要はありません。ただし、経営者がオーナーの判断を尊重することが条件です。
問い2:最初の顧客は誰か ¶
計画書を作る前に、「最初に買ってくれそうな人は誰か」を具体的に考えます。「30代の働く女性」ではなく、「渋谷区在住で、週3回カフェで仕事をしている、フリーランスのデザイナー」という粒度です。この人物像が具体的であるほど、最初の検証が速くなります。
問い3:何を検証するのか ¶
新規事業の初期フェーズで最も重要なのは、「この事業の前提となる仮説のうち、最も不確かなものは何か」を特定することです。その仮説を最小のコストで検証することが、最初の3ヶ月の仕事です。計画書の完成度を上げることではありません。
計画書より先にやること ¶
多くの企業が、計画書の完成に時間をかけすぎます。計画書は、検証の結果を反映して更新するものです。最初から完璧な計画書を作ろうとすると、検証が遅れます。まず動いて、学んで、計画を修正する。この順番を守ることが、新規事業を動かすための基本です。
新規事業の立ち上げは、正しい問いを立てることから始まります。Trelzov Zoneでは新規事業立ち上げ支援の初回相談を無料で受け付けています。まず話してみてください。